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商標登録の料金はいくらかかる?個人が登録するときの注意点

自分の商品を作るときに気になるのが商標登録。

ブランドイメージやロゴを使用する権利を守るためにも商標権を取得しておくことにはメリットがあります。

私はネパールのフェルトで作ったスリーブを日本で販売しており、ネパールのフェルト工場はlink-teaというネパール紅茶専門店(直輸入!)のオーナーさんに紹介いただき作ることができました。

そんな大切な商品なので、商標登録をしておきたいと思い、どんな手続きが必要かをまとめました。

商標権の取得費用・維持費用

商標の管轄は特許庁。

商標は商標を特許庁に出願し、登録されると権利が発生します。
出願については「初めてだったらここを読む~商標出願のいろは~」という特許庁の説明が分かりやすいです。

まずは費用について分かったことを簡単にまとめると、次のような感じです。

  • 出願はWEBからもできる
  • 手数料・更新料がけっこう高い

電子化が進み、商標出願はWEBでできます。
むしろWEBからの方が「電子化手数料」なるものがかかりません。

出願手数料はけっこう高く、3400円+(区分数×8600円)かかります。

この「区分数」というのは商標を割り当てる区分のことで、第1類~第45類まで細かく分かれています。

例えばカフェの商標を出願したかったら第43類の「飲食物の提供」区分が入ります。
扱う商品によってはその他の区分が入ることも。

区分を増やせば増やすほどかかる費用が高くなります。

(カップスリーブはどの区分になるのかイマイチ分からずでした…。)

おまけに無事出願が認められ、登録する際には「設定登録料」がかかります。

一括納付は10年分で「区分の数× 28,200円」、分納だと前期・後期それぞれ5年で「区分の数×16,400円)。

1区分だけの商標でも出願して取得すると、少なくとも1商標で40,200円(10年間)
いやぁ、権利って高いですね。

商標は個人事業主でも登録できる

次に気になるのが商標を申請する権利について。

会社(法人)じゃないと申請できないのかな?と思っていたのですが個人事業主でもできます。

ただし、

  • 屋号では登録できず登録は個人名

という点に注意が必要。

どういうことかというと、登録者の名称住所が公開されるので個人情報をさらけ出すことになります。

名前はともかく住所の公表は避けたい場合は、シェアオフィスなど事業所として登録できる住所で出願します。

氏名と住所を公開したくない場合は法人化してから出願するのがベターです。

ココナラで弁理士さんなど商標に詳しい人にオンライン相談するのもありかなと思います。

※出願の詳細についてはこちらのページにまとめられています。

商標と一緒に登録したいロゴデザインについて

商標を登録するならブランドロゴも一緒に登録したいところ。

ロゴデザインを考えるにあたってはferretさんのこの記事を参考にしています。

まず、世の中のロゴデザインは大きく3つに分類できます。

  • アイコンパターン
  • タイポグラフィパターン
  • アイコン+文字パターン

アイコンパターンは「twitter」や「apple」などそのマークを一目見ればブランドを認識できるもの。

タイポグラフィーは文字そのものがロゴデザインになっているもので、「コカ・コーラ」や「Google」がそうですね。
あと「Loft」や「Tully’s」などなど。

アイコン+文字パターンはその名の通りで、アイコンと文字が組み合わさったもの。
「STARBUCKS」とかパチンコの「マルハン」がそうですかね。

ロゴデザインを作る手順

次に、実際にロゴデザインを作るときの手順に沿ってイメージを固めていきます。

1. テーマを決める

テーマ、つまり扱う商品やサービスにどんな印象を持たれたいのかをまず挙げてみます。

  • やさしい
  • やわらかい
  • ぬくもりがある
  • ネパールへの貢献
  • エコ

2. コンセプトを決める

次にコンセプト。
ロゴの全体像にあたるものです。

  • ナチュラル
  • やわらかい
  • シンプル
  • ハンドメイド感

絶賛抽象的です。

3. モチーフを決める

そして何をモチーフにするかの問題。
これは悩みますね。

  • ひつじ
  • ネパール女性
  • コーヒーカップ
  • ホットドリンク
  • 羊毛

…羊毛ってどうモチーフにしたらいいのか。
ひつじとホットドリンクを組み合わせてみようか。

4. タイポグラフィを決める

文字を入れるならフォントが大事。
フォントがその文字を見た人に与える印象ってけっこう大きいです。

  • 細めの英語フォント
  • 間隔は少し開きめ

まだまだイメージができていない。

5. カラーリングを決める

色は使いすぎず、1~2色でブランドイメージに合わせた配色に。

カラーリングでイメージが変わるのでこれまた悩む要素。

  • グレー×白
  • 青×赤×白(ネパール国旗カラー)
  • カーキ×白
  • 薄グレー×薄ピンク

色々試してこれだと思う配色を見つけたいです。

商標出願は後回しでいいかもしれない

ブランドロゴの保護は大切ですが、商標を取るのもそう簡単ではなさそうです。
(手間と金銭的な意味で。)

そのため、個人的には商標をどうしても守らなければならないなど急を要するものでなければ、実績がついてから商標出願することでもよいのではないでしょうか。